1957-04-16 第26回国会 参議院 建設・運輸委員会連合審査会 第1号
ところが、今まで通つておつた道路が有料道路に転換をされたために、住民は一々自分のうちから出るにも金を払わなければよそに行くことができない。いわゆるその道路をどうしても通らなければならぬということが一時あったことはもちろん御承知だと思う。もし今度の高速自動車道路を計画する場合に、そういうことが起るとすると非常に大きな問題だと思う。私は神奈川県の選出なんですが、これは非常に憤慨をしたわけです。
ところが、今まで通つておつた道路が有料道路に転換をされたために、住民は一々自分のうちから出るにも金を払わなければよそに行くことができない。いわゆるその道路をどうしても通らなければならぬということが一時あったことはもちろん御承知だと思う。もし今度の高速自動車道路を計画する場合に、そういうことが起るとすると非常に大きな問題だと思う。私は神奈川県の選出なんですが、これは非常に憤慨をしたわけです。
大体これの按分の方法につきましては、昭和二十八年度の道路費の基準財政需要額の算定に使つたところの道路の面積、即ちこれは一定の基準で補正されておるわけでございますが、その補正された昨年度の基準財政需要額の算定に使つた道路面積をとりまして、それと現実の道路面積との割合を出しまして、その割合によつて補正をして行く、こういう考え方でございます。
さつき道路局長は従来補助の対象になつておつた道路も今年は補助の対象としないで、四十八億のほうでやるんだと、そういう部分のものもあるということを申しました。そんなことはですね、道路行政においてあり得ていいことですか。補助の対象にしておつたものは補助の対象として事業を遂行して行く。それがそのときどきの都合によつて補助の対象になつたりならなかつたり、そういうふうに路線がいろいろ変化する。
そうすると、現在までのような道路のつくり方にしておきますと、その道路は特に電気を起すためにつくつた道路ということで、全部コストが電気へかかりますから、日本ではどうしても豊富低廉に供給できないのでございます。最も重視すべきことは、日本の河川の状況は、アメリカのテネシーやなんかのようなわけには行きませんで、日本のは急流でございます。
また道路の幅員につきましても、道路の監督官庁である道路局として真剣に考えていただきたいことは、乗用車もそうでありますが、バス、トラツク等の幅の制限、大きさの制限、在来は楽にすれ違つた道路が、もうすでにすれ違いができないようになつておる。これはなるほど運輸省の所管でしよう、陸運局の所管で、あなたの方の所管ではない、だろうと思う。
○近藤信一君 いま一つ、これは河川局の関係じやないかもわかりませんが、今度名古屋の南区で切れました堤防の問題ですが、これは私有地でもない、又国有地でもない、これは貯木場に沿つた道路というか堤防というか、こういう所で、これは常に潮の満潮になるとあそこは危い、危いが、これを直すと言つて、民間のほうに直せと言つても、これは民間の、民有地でございますので、これを補強するということが簡単になされない。
それから例の道路の規格とか何とかは非常に最近荷重が殖えておるしそれから幅が増しているというので昔の規格ではなかなか間に合わんと思うのですが、これも成るべく早くきめられる、二十九年度から一刻も早く新らしい規格に合つた道路を作られる。
少くとも私は中央政府機関としての、そこに考えるべき問題があるから、一つの応急措置でありながら恒久対策というものを考えないでやることはできない、又そうしなくちやいかんと思うから、今言うように和歌山県下におきましても熊本県下におきましても、もう土手は切れ、川はなくなつちやつた、道路もなくなつたという極端な場所が多数あるやに私聞いておりまするから、そういう場合にただ一町村、一郡の問題じやなくて、一県の問題
もちろん今の状況からいえば、新しいところにどんどん林道や開拓道路をつくることは必要ですけれども、つくつた道路を全部補修しないでいて、雨でも降つてちよつと水でも出れば、全然処置なしというような今の制度はまずいと思いますが、これらについては林野庁当局でも、あるいは農林当局でもお考えのことと思う。ただお考えだけでは困るわけです。
しかも長年の間農民が歩いておつた道路なんです。私は現地を見て来て知つている。その道路を、あなたの方で通つてはいけないという権限は何によつてやるか、この点をはつきりしてもらいたい。
水岩の指定された部署は、表門から少し離れた場所でキヤンプに沿つた道路に面しました金網べいのところでありました。この金網べいは、一度破れたことがありまして、その後修繕をされていたのでありますが、今回のストに際して、軍側でわざわざこの金網を破りまして、そこからスト破りを入れるために、ちようど人がくぐれる程度に穴が明けられたところでありました。
それから、もう一つは、ここの通りでございますが、これはまたあとで触れますけれども、山中の三の一と三の二の土地をここに持つて来て、従来の通りよりもつとはみ出してここに土地を獲得し、そうしてここにこう曲つた道路をこしらえるというような結果をしている。
ずつと広くなり、行きどまりがないような土地になるのが本来でありながら、こういうぐあいに狭くなつて、行きどまりの道路ができる、また三の二のところの通りは、ずつとまつすぐ抜けておつたにもかかわらず、三の一のところが飛び出して来て、曲つた道路が無理にここにつくられる、こういうようなぐあいで、計画にも相当落度があるように考えられますが、そういう点はどうでございますか。
ただでやろうという理論は、どこから申しても出ないのでありまして、三分の二もしくは三分の一というような現実的な処置をしなければ、これら不良業者の処置ができないということでもつて、今までのように、現実的には最低線を引いておるというのが現在の実情でありますが、法律によると基準がありませんので、各個ばらばらにその都度々々最低線を引かなければならないということは、われわれ委員会と建設当局とが非常に力を合せて改正を行つた道路法
けれども、二、三十年あとからそれがだんだん成功して、今日ではあそこの海岸二キロ半くらいありましたかな、海岸道路を一本その真中に赤土を盛つた道路を作つて、現にアメリカ軍の演習地になつたりして、あそこは三万町歩くらいあるでしようが、今別荘地帯として非常な値打が出るようになつたのです。けれどもそれをやつた先生はもう死んでおりますが、殆んどそういうどこの補助ももらわないで苦心して成功したのです。
それから九百四十三号のほうは福井県の問題でありまして、あの大地震のために町の中の舗装されておつた道路が非常に毀損した。それでこの部分は災害を被つておるから、これは復旧工事と認めて国庫補助の対象にする。ところが一部分は何ともない。だからそれは査定から除く。又向うのほうには災害の部分があるというふうに、あちらこちらと、こんなふうになつているように聞きました。或いは私の誤解かも知れません。
私たちの考えでは、これにプラス一般の公共事業費で見積られておつた道路費というものは計上すべきだ、こういうのが本法律案を初めて考えた当時の考えでありまして、その意味においては百四十二億、二十八年度に道路費として組まれたことを以て、本法案の意思が十分に実現したとは考えておりません。
前の国会においてはいろいろ議論がありましたが、衆参両院において、最後の法律的な疑義は別としても、整備が実際的に必要であるということを主にせられて、道路整備特別措置法の通過もせられ、なおかつ大正八年制定以来、河川法とともに改正に悩んでおつた道路法も新しく整備されまして、道路整備に拍車をかけることになつたのであります。
本法の精神は、新憲法にのつとつた道路法をつくろうというのでありますから、まつたく逆行するものでありまして、駐留軍のために特別な便宜を供與したいという考えは毛頭ありません。
ではないという場合には、過渡的な事態として建設省に審議会を設けよう、それからいろいろ基礎資料をつくらせよう、そして建設大臣の諮問に応ずる、しかも建設大臣が当然立案するのでありますが、これも閣僚等の意見を十分に徴して建設大臣の独善に陷らないように、また不当な指定を行わないように政令できめる、こういうふうに現行法があまりに旧憲法式であり、旧憲法の思想そのままであり、独善排他的でありますので、新憲法に沿つた道路法